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これは氷の惑星アースと金の惑星ガイアの物語・・・。
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いつまで私は眠っていたのだろうか。
それでも、私の眠りなんて悲劇の連続の前兆の前兆だというのに・・・。

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「ブルメシアの方は如何でございましたか?」
綺麗に輝くシャンデリアに反射する大きな空間。
そう、そこはトレノで唯一の・・オークション会場。
 

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「ここが・・トレノねぇ~」
そういったバッシュは暗く、眩い町を見下ろしていた。
その時だった。

「あ・・」「え・・」
ソレは偶然の賜物といえる、出会い。

 

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国は荒れ果て、悲しみの雨のみが降り続く。
ようやく着いた故郷にただただ溜息が混ざる。

「ここが・・・フライヤの故郷・・・?」


 

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一方その頃・・・リーズ達はというと。 

「なぁ・・あのおじさん なんだか怪しかったんじゃなかったか?」
一人の兵士が夕焼けの空を見、そう言った。
「まぁ・・そう言われれば」
「・・・でもさー。お前の大好きなあの臭い-」
そう言おうとする前に ばしっ となぐられる兵士。
「臭いとか言うな!あれは神聖なる食物なんだ!!あのおじさん、それを知っていたからこそ!!」
「はいはい・・」

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